IBSでドライブはキツイ〜!というお声をよく聞きます。
ガス症状が多い人、もしくはガス漏れさん(自覚ないままガスが出てしまう)にとっては、バスや車などの移動にハードルが高く感じる人が多いかと思います。
(下痢型さんは、トイレ対策のために公共交通機関ではなく、あえて車をチョイスする人もいらっしゃいますね。)
楽しみたいのに、ガス症状で相手に迷惑がかかっていないか気が気じゃないですよね。
このコラムでは、症状が悪化するのを防ぐ…のではなく
物理的な対処法をお伝えします!
①窓を開けて空気を排出する
「車酔いやすいから」という理由で助手席の窓を開け、斜め後ろの窓も開ける。
これで空気の流れは作れるので、ある程度は回避できます👍
心配なのはトンネルとか、高速道路でトラック横のとき、窓閉めちゃうときですね💦
②窓を開けやすい季節を選ぶ
暑い夏や寒い冬は、同乗者はエアコンをかけたくなり窓を閉めたがる可能性も!
中間期(春、秋)を選んでみましょう!
③天気を選ぶ
雨の日は窓を開けられないので、ドライブ日程は晴れや曇の日を狙いましょう
④トイレ休憩を増やす
こまめにトイレ休憩を入れて、トイレでガス抜きをしたり、SA(サービスエリア)で散歩して整えたりしましょう!
⑤オナラがよく出ることを伝える
これが言えたら最初から困ってねーわ!とツッコミたくなる方、すみません!
そうですよね!言えないから困っているんです!
本当に1番大変だし怖いし嫌われたくないし恥ずかしいと思うんですが、でもこれが1番効果的です!
伝えたところで、あなたと一緒にドライブに行きたいことは変わらないはず。
もし人間関係が構築されているんだったら、もしくは、もっと仲を深めたいなら、
思い切って伝えてみては・・・?
例えば…
●相手を気遣う編
「すごい言うの恥ずかしいんだけど…緊張するとオナラたくさん出ちゃうんだよね。くさくて迷惑かけるの申し訳なくてゴメンだから、ずっと窓開けてて良い?」
●酔う&オナラのダブルな理由で押してみる編
「ドライブ中、窓をずっと開けてても良い?車に酔いやすいし、具合悪くなってお腹痛くなってオナラでたら恥ずかしくて(笑)」
●おなか弱いアピール編
「実はお腹弱くてさあ、めっちゃトイレよく行くんだよね💦
オナラがお腹にすごい溜まっちゃって💦
ドライブ中にオナラでたらどうしよう〜って本当心配💦
窓開けても良い?」
ちなみに私は…
IBSカミングアウト前は、車酔いを理由に対処法①を徹底。
春夏秋冬ドライブは窓全開です。
そしてすぐ寝る。
IBS症状は寝ているあいだは症状が起きづらいと言うデータもあります。
みなさんがIBS症状を抱えつつも、楽しい人生を過ごせることを応援しています!
【執筆者】
春
任意団体IBS placeのなかのひと。アラサーのフリーランサー。
現在はIBS症状が落ち着いており、アクティブに活動中。
IBSの有無問わず自分の意思で自由に選択できる人生/社会にしたい。
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