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活動報告/11月18日オンライントークイベント「もしかして、これIBS?~病院のさがし方~」


<1. 活動の背景と目的>

IBS(過敏性腸症候群)当事者のみなさんより、病院に行っても良い対応をしてもらえなかった、気のせいだよと適当にあしらわれた、薬が効かない、病院に行っても効果を感じられないというお声をよく耳にします。

それと同時に、病院に行っても恥ずかしくて症状を全て打ち明けられないというお声も聴きます。

その結果、病院に行くのをやめてしまったり、はじめから諦めて自己診断の方も多くいるように見受けられます。


IBSplaceとしては、まずは病院に行ってほしいと思っています。なぜかというと、IBSはゴミ箱の病気と呼ばれており、色んな検査を経て難病やほかの病気が隠れていないことが分かったうえでIBSと診断されるからです。

万が一、IBSと自己診断し、より重症な病気、例えばIBD(炎症性腸疾患)だった場合、笑い事ではありません。時間を経て、大腸がんになってしまうリスクもあります。

IBSなのか他に病気は隠れていないかぜひ病院に行って調べて見てください。


自己診断では無く、まずは病院に行ってほしい。そんな思いから、このトークイベントが生まれました!



<2. 活動の規模や参加者数>

参加者15名


<3. 活動概要>

開催日:2023年11月18日(土) 19:30-21:00

開催地:zoom

参加費:無料


タイトル:

『もしかして、これIBS(過敏性腸症候群)?~病院の探しかた~』


スケジュール:

19:20~ 開場

19:30~ スタート

     質問タイム

20:30~ 対話コーナー


スピーカー:

MA Station(株)代表 中嶋みどりさん(元看護士)

内科・小児科病棟、訪問看護、健診センター、ガンマナイフ、クリニック外来などの経験を経て、大手保険グループ会社のコールセンターにて、電話による医療健康相談やがん訪問相談に携わる。今までに対応した医療相談は4万件超。

2019年 MA Station株式会社を立ち上げ、医療健康相談、クリニック開業支援、ワクチン集団接種会場18会場の医療管理、セミナー講師を務める。

看護師が医師と患者の橋渡し役を担うことで、患者が医療を理解し納得して受けられる環境の実現を目指す。目標は令和のナイチンゲール!



<4. 活動の内容>

・IBSplaceについて

・本日のスケジュール・注意事項

・なぜ病院に行く必要があるのか

・改めて、IBSの説明

・登壇者紹介

・スピーカーより事業紹介

・(参加者は)普段病院はどんな探し方をしているか

・スピーカーより病院のさがし方のポイント・体験談のシェア

・専門医の方のコラムより、診療の流れを確認

・今回の対談を経て、病院のさがし方まとめ

・事前質問への回答

・質疑応答

・対話コーナー


※事前にIBS診断や外来についてもご質問いただいておりましたが、本日のテーマが「病院の探し方」ということもありまして、後日まとめコラムに掲載させていただきます。



<5. 活動の所感・今後について>

元看護士さんで、かつ健康相談窓口(病院案内)をしていた中嶋さんだからこそお伺いできることばかりでした。とくに、病院の看板は実はなにで出してもOKというお話はビックリでした!


本日のハイライトは、

1)

患者側は「病気なのは自分ひとりだ」と思いがちですが、

医療従事者側は「たまにIBS当事者に出会うな」という患者母数に対する感覚のギャップ。

2)

病院に行く前に事前に電話をして病院の応対や雰囲気を把握すること


そして、最後に中嶋さんよりあたたかいメッセージも頂きました!

『病気について悩んでいるのは、困っている状況を直したい、どうにかしたいから悩んでいる。解決のための一歩を進めようとしている。悩んでいるのは悪いことではない。ひとりで悩まずに、こういう場などで相談したりして、自分の解決方法を探って答えが出てきたら良いなと思います!』


話が盛り上がってしまい、対話コーナーの時間が短くなってしまったので、次回はもう少し時間を取っても良いかもしれません。


ご参加いただいた皆様ありがとうございました!


※後日、まとめコラム、見逃し配信をアップ予定です!




 

【執筆者】

任意団体IBS placeのなかのひと。アラサーのフリーランサー。

現在はIBS症状が落ち着いており、アクティブに活動中。

IBSの有無問わず自分の意思で自由に選択できる人生/社会にしたい。



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